ロータリーとは

ロータリークラブとは、国際的奉仕団体です。

奉仕

ロータリーは国際的奉仕団体です。ロータリーの会員は、各自の地域社会で、また世界各地で、他の人たちを助けようと自発的に時間と援助資源を傾注して奉仕する事業と専門職務のリーダーです。

革新

ニーズがあれば何処ででも、ロータリーはそれに応えて活動します。非政治的な民間の奉仕活動を基調とする自治組織であるロータリークラブは地域社会のニーズに革新的な方法で応えます。

交換

ロータリーは、文化の理解を推進し、たとえ別な世界で暮らすようなときでも人々を一つに結び合わせます。ロータリーの交換プログラムは、国境を越えたアイディアと自由な交流の機会を促すものです。

支援

ロータリーの会員は、その時間、技能、専門知識、他の様々な資源を、人間の質の向上にささげます。

予防接種

ポリオの撲滅は、全世界の5歳以下の幼児全員に予防接種を施すことを目指すロータリーの最優先事項の一つです。


ロータリーとは 元S.A.A 故 金馬 次郎

新しく改定されたロータリー必携の序文に、

“ロータリーとは何でしょうか、答えはロータリアンの数だけあるかも知れません”という一文があります。

 

これでは益々ロータリーが分からなくなってしまいます。

 

私はロータリーを理解する早道は、ライオンズクラブと比較してみる事だと思い立す。

 

ロータリーはもう皆さんが良くご存知のことと思いますが、ポールハリスが1905年に、お互いにライバルでない職業人の、一業種一会員に限る会員を集めたクラブを作ったら理想の親睦が得られるはずだ、という理念のもとに創立されたクラブであります。

 

しかしその後、内部の親睦や会員同士の利益交換ばかりの仲良しクラブだけでは、社会的な意義に欠けており、なにか世のため人の為になることをすべきではないか、という考えが奉仕という活動を始めるきっかけとなり、現在では奉仕団体を自認し、また一般にもそのように認められている。

 

一方ライオンズクラブは、多数の団体が集まって連合会を作り、個人個人の力は小さいが、数を大きくする事により世の為人の為に大きな奉仕が出来るという理念を持って創立されたクラブの連合会で、はじめから会員の力と寄付による奉仕が目的の団体であった。

 

ロータリークラブの会員は個人個人の集まりであり、必ず職業を持ちしかもその地域の職業を代表する人たちのクラブであるから、その道で成功し一家を成した人たちが先ず職業や職業倫理についての情報交換から研修に力を入れ、やがて職業奉仕が始まるのであるが、しかしそれだけでなく一家を為すに至るまでのその人の努力、人間性や人格に対するお互いの尊敬や切磋琢廉の場としてロータリークラブが大きな価値をもつようになったのである。

 

つまりロータリーには親睦という理念が常に底流として脈々と流れており、その上に奉仕という活動があり、更に人格形成の道場としての意義があるということを忘れてはならない。